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May 08, 2016

岡山兵庫建築の旅 Ⅲのその1 

日本で最も古い建築と言えば法隆寺。
住宅ではと言うと、この「箱木家住宅」です。
できたのは室町という人もいるし、鎌倉という人もいる。
日本の木造建築は真壁作りが多いが、箱木家では外部が大壁になっている。
それがあたかも大地から生えてきたキノコのように思わせる。
次の写真は髪も髭も真っ黒の、若かりし僕が初めて箱木家住宅を訪れた時のもの。
保存改修をしたばかりで、まだピカピカの日本最古の民家だった。

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次の写真は今回家づくり学校の学生諸君と言った時のもの。
ずいぶん、傷んできたなー。

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この建物に行ってすぐに感じることは軒の高さがほんとに低いということ。
僕の頭が当たるくらいだから地面からは1.7mもない。
床に上がるとさらに1.2~1.3mくらいしかなく、目線より下に庇が来る。
この低い庇が家の中をかなり薄暗くしているが、一方建物に守られたような安心感を与える。

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庇の低さを上手に利用した料亭の一室を見たことがある。
名古屋、八勝館の離れの一室で今頃の初夏だったら美味しい冷酒に肴、冬だったら熱燗に鍋があったらどんなにいいだろうと思わせる一室です。

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現代は明るい部屋ばかりになってしまったけど、暗い部屋も捨てたもんではない。

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