このねじり返った気持ち…
地下鉄の網棚の上を見上げたら、
ヒャー、ハサドさんジャン!
挟土秀平さんはカリスマ左官屋として売り出し中。
ほっ、ほー左官屋もここまでなったかと、
うれしいような、でも、いいのかなーと変な気分。
確かにハサドさんは一見、苦み走っているし、
焼酎のコマーシャルにピッタシのお顔、
だけどそれはそれとして…。
壊滅寸前の左官仕事の復興には、
このようなカリスマ左官屋を生み出すのも手、だ。
一方左官仕事はその地域の職人が、地域の材料で地域の風景を作ってきたことから考えると、
ちょっと違うんじゃない?と思ったりもする。
つまりリージョナルな世界なのだ。
ハサドさんのスタンスはカリスマ左官屋として消費されてしまいそう。
だけど、左官仕事はすでに地域の風景を作りだすものではなくなっている、のも事実。
と言って、その事実をそう肯定したくない気持ちもある。
う~~~~ん、ねじれ返ったこの気持ち・・・。
それは日本の住風景が抱えている大きな課題だ。



Comments
先生ごぶさたしております。
私も先日この広告を電車で見ました。
そのお気持ち、共感いたします。
まさに建築家も同じような状況にあるような気がします。
カリスマ化されてメディアで消費されていく、しかしメディアに出て来ないと依頼も増えない、という。
一体どういうスタンスを取れば良いのかジレンマです。
Posted by: 設計島 三浦 | June 14, 2009 at 09:32 PM
三浦様
ホントに、微妙な問題ですね。
でも、Ⓐ一回それを乗り越えて本物になる、
逆に、Ⓑしぶとくやり続けて何時か芽を出す、
でしょうが、何れにしても、強い精神力がいる。
三浦さんはどっち?
Posted by: izumi | June 18, 2009 at 12:31 PM
お返事いただきありがとうございます。
私はどちらかというとBの様な気がします。
それにしても、「これでいいのだ」と思えるような確信を得るためには、まだまだ修行が必要のようです。
Posted by: 設計島 三浦 | June 18, 2009 at 11:29 PM