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March 23, 2008

鉄平石を求めて・・・

現在設計中の建物のため、諏訪湖の近くの霧ケ峰へ行きました。
鉄平石の採掘場に何度か行ったことがあるのだけど、
行くたびに思うことはその原始的な風景。
これは江戸時代?

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近代化が進む中で採石場は依然として前近代的。
大谷石の採石場もそうだったけど・・・。
鉄平石の採石場に行くと規格に合わない(薄く割れない)デッカイ石がごろりと転がしてある。

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これが実は安い!
規格外だからめったに使う人がいないからだ。
このくらいのデッカイ石も今度の計画に使いたい。

さらに採石場を歩いていたら、
美しい石積み発見。
これも使えそうscissors
素材の生産現場に自分の足で実際に行かないとこのような発見はない。

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諏訪の鉄平石も、大谷石も「お手軽に使えるタイル状にした石」に押されてなかなか苦しいようだ。
でもお手軽な材料ではそれなりの建物しかできない。

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March 18, 2008

自宅Ⅱ

熊本の田舎から東京に出てくるまでは戸建ての家だった。
18歳で東京に出てきてから転々とアパートを変った後、
現在のマンションに長いあいだ住み続けてきた。
だから久しぶりの戸建て住宅での生活である。
しかも田舎にいた時は親の建物で、今度は「自分の家」だ。

自宅を作ってみてマンション住まいとの大きな違いは、
戸建て住宅は住まう人間が街に対して顔を向けて住まうということ。
建物が街にさらされている。
ところがマンション生活は街に対しても、それどころか隣の部屋の人とさえ無関係。
それは気楽な住まい方ではあるが、
都市の中の箱の一室、無名性をもった隠れ家のようなものだ。
マンションは誰々さんチではない。

なるほど戸建ての住宅を持つとは街に対して顔を向けて住むことなんだと、
近所へのあいさつ回りやなんかで改めて認識を深めた。
それに建築家が作る家だから、やはり目立つ。
別段奇をてらったつもりもないし、
むしろ自分としては地味に、自然なおさまり方をした家のつもりだが、
それでも目立つ。

自分の家が社会に曝されるることで、
住宅の意味を改めて考えさせられた。

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March 15, 2008

自邸を…、

作っています。
土地を手に入れたのが、10年前。
でも人の家ばかり作っていて、自分の家を作る暇がありませんでした。
紺屋の白袴状態だったわけです。

それに忙しかったことばかりが理由ではなく、
建築家にとって自邸とはなかなか手に付け難いもの。
施主のせいにする言い訳が立たないし、
またプロですから、いろんなプランが出てきます。
こんなものを作りたい、あんなものも作りたい、
そして、あーでもない、こーでもないと長い間プランを捻くりまわし続けていました。

それがそれがとうとう作る切っ掛けになったのは、
友人に「もう一回作ったら」と言われたこと。
そうか、そうだよねーと妙に納得。
この一言でやっと踏ん切りが付きました。

それにしても出来たら、見せて、見せてと言われることしきり。
見に来てもらったら素茶でお返しするわけにもいかず、
飲むことが増えそう。sweat01

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March 05, 2008

電車の・・・

電飾掲示板を見て不思議に思っていたこと。

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掲示板をよく見ると、小さな電球が縦横、碁盤の目に、直角に並んでいます。
だから文字もまっすぐになっています。

ところが時々、文字が斜めに傾いて、
つまり「斜体の文字」になって、
文が右から左に移動することがあります。
新幹線やJRでもよく見ます。

でも掲示板の電球は縦横直角の升目。
にもかかわらず、どうして文字が斜体になるのか納得がいきません。

何故そうなるのか?
斜体になるのは文字が右から左に動くときだけで、
動かないときは、必ず真っ直ぐの文字になっています。
はは~ん、斜体になるのは文字の下の方が上より少しだけ早く左に動いているのでは・・・、

それを証明するために、斜体の時の写真を撮ってみました。

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上の「Kishibojinnmae」は見た目は斜体に見え、右から左に動く文字。
やはり、文字の下の部分が先に左に出ていて、上の部分は遅れていました。

ところで文字の下と上ではどのくらいの時間差があるのだろうか、
という疑問が出ます。
これはケッコウ頭の痛くなる問題。。。

そこで問題。
「文字の上と下でのずれ、時間差は何秒か?」
どうです?
なお、文字は動いているので1点が3~4点になっています。
写真のシャッタースピードは16分の1秒です。

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March 01, 2008

「泉さん、チョコレートの話題とか・・・、

絵文字なんてやめた方がいいですよ。泉さんのイメージが壊れる。」と、
知人に忠告を受けた。
確かにこのブログは建築に興味がある人が見ているわけで、
ここの所、くだけ過ぎ?
でも、チョコレートやサッカーの話題になると反応が多いんですよね。

今日は初心に帰り、建築の話題。
つい最近、駒込にできた住宅です。

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正面のふすま、奇麗でしょう?
和紙に綺羅が入っていて、和服の渋い生地のようです。
(写真をクリックすると大きくなります)
このような和紙に出会えた時は本当にうれしい。
日本にはいいものがまだまだ隠れた所に沢山あります。

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この写真は2階の階段から居間方向を見たもの。
建て主さんが、「泉さん、ここから写真を撮るといいですよ」と、
教えて下さって撮ったもの。
なるほど、自分では考えなかったアングルでした。


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