July 13, 2009

この木何でこんな形?気になる木。

軽井沢の植木畑でまたまた変な木を発見。

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木には水分や、栄養を送る導管があるが、
この木の導管はどうなっているのだろう?
それぞれの枝の導管束が束になってくっついているだけなのだろうか?
多分そんな感じがする。

でも去年ルーマニアで見た木はどうもそのようには見えない。
軽井沢の木はX型、ルーマニアの木はH型。
ルーマニアの木のブリッジ部分では導管がどうなっているか?
でも、左右の枝からの液体がぶつかるはずはないよな~。

そこで推論。
多分ルーマニアの木は、右からの枝が左の枝にぶつかってくっ付き、その先が枯れてしまった、のではないか?
と思い至った。
だから軽井沢の木もルーマニアの木もこのような形態が生まれたのは同じプロセス、
ということになる。
どうでしょう?

断層写真でも撮ったら解明できるはず。

他にどのようなこととが考えられます?
例えば、ルーマニアの木には砲弾が当たって、穴があいた、等。


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July 06, 2009

やっぱり、勝手な判断は怖い。

JR御茶ノ水駅の階段の手すりです。

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なんでこんなにガタガタなの?

こんな手すりを掴みながらだと降りにくいな~、
何でこんな変なデザインをしたの?

利用する人がいるか暫く見ていたが、
なかなかこの手すりを利用している人はいない。

やっぱりね~、こんな手すりを使う人はいないよな~、
勝手にデザインしやがって、と思っていたら、
一人、足が悪そうな年寄りが、ゆっくりとこの手すりに掴まりながら下りてきた。

アッそうか、足が本当に悪い人は階段を一段一段下りるごとに、
手すりに体を預けざるを得ない。
斜めの手すりだと滑ってしまう。

なるほど、本当に足腰が悪い人にはこのような手すりが必要なんだ!

勝手なデザインではなかった。
自分の健康状態を基準に考えてはいけないと、
改めて思い直させられた。

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June 30, 2009

まつけん?左官屋

下の道具は何に使うと思います?

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刀のように先がピカピカ!
これも左官の鏝(こて)で、引き鏝といいます。
先は手が切れそうなくら鋭利。
この刃物のような鏝を使って左官の壁を仕上げます。

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この壁の仕上げ方は「大津壁」という伝統的な左官手法です。
写真では伝わらないと思いますが、
実際に見ると何とも艶やかな壁です。
現代建築ではめったに見ることのできない質感があります。

塗ってくれたのは三重県、四日市のマツケンさんこと、松木憲司さん。
この方の鏝は布の入れ物に行っています。

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水は木の桶を使っています。
桶をもった姿はいなせなお兄さんのよう、かっこいい。

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上手い人は仕事を、道具を大事にしている。

仕上がった壁です。

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June 26, 2009

硬い話だけど、たまには決算委員会なんてどうでしょう?

木造の伝統工法に「石場建て(いしばだて)」というのがあります。
現在、木構造は土台と基礎をアンカーボルトで緊結することが法律で決められています。
しかし伝統工法は、石の上に柱を乗せただけの構造。
だから地震が来れば建物全体がずれる。
これを石場建てと言いますが、
一部の建築家の間でこの石場建てが免震に有効だと唱えられています。
つまり、ずれることによって地震力を吸収するわけだ。
しかし現在石場建ては法律で認められていない。
この問題について、国会が取り上げた。

常々建築関係の法律がどのようにして成立するのか興味がありました。
建築基準法が僕らの仕事に対して天の声のように降ってきます。
この法律はおかしいのでは、と思えるようなものが中にはあります。
だから、法律の成立過程について知りたいと思っていたのですが、
それを少しだけ垣間見ることができます。

参議院の決算委員会で石場建てが取り上げられています。

質疑者一覧中の、西田実仁氏(公明党)の欄をクリックすると見ることができます。
最初は防衛問題、その後に始まります。
回答するのは、大臣と住宅局長。

見ていて面白いのは、
石場建てがひょっとして法制化するのでは、
ということもありますが、
質問者と回答者の発言が、
専門家によって一つのストリーとして、すでに作られているのは明らか、
また大臣、局長、質問者の本音、背景はどこにあるのか等など、
政治についていろいろと深読みをしてしまう。


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June 22, 2009

インチキ?左官屋

まずこの写真を見てください。
左官屋が壁を塗っているんだけど、
この左官屋なんだか変と思いません?

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そうです、手で、軍手で塗っています。
現場に鏝(こて)を持ってくるのを忘れたわけじゃ~ありません。

これがなかなかいいテクスチャーなんです。
うまい左官屋になると、自由自在。

植田さんという淡路島の左官屋です。
今やっている現場に全国のそうそうたる左官屋が集まって塗ってくれました。

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June 19, 2009

月面遊泳

「かぐや」って知ってます?
日本のJAXAが打ち上げた月の衛星です。
その衛星を月面にあえて衝突さた。
その画像がハイビジョンで地球に送られてきました。
月には空気がないから、衝突の寸前まで燃え尽きることがない。
かなり低い角度で月面に衝突したようで、
映画を見ているよう。
是非フルスクリーンでどうぞ。

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June 18, 2009

非線形をもった動的平衡

以前に書いた福岡伸一さんの「生物と無生物の間」の次の本、「動的平衡」の紹介。

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・「…不可逆的な時間の折りたたみの中に生命は成立する。
 生命を「部品の集合体」という物質レベルでのみ考えると、
 時間の重要性を見失ってしまう。・・・」

・本の最後の最後の文「…私たちが線形性から非線形性に回帰し、
 「流れ」の中に回帰していく存在であることを自覚せずにはいられない。」

・「生命、自然、環境ーそこで生起する、
 すべての現象の核心を説くキーワード、
 それが≪動的平衡≫だと私は思う。
 間断なく流れながら、精妙なバランスを保つもの。・・・」

生物学は建築に関係なさそうに見えるけど、設計のプロセスはまさにこうあるべき、
と確信させる言葉だった。

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June 15, 2009

コレデイイノダ

僕が所属する会では、一年に一回、総会を近県のどこかに泊まり込んでやる。
もちろん総会は深夜まで続くわけでなく、温泉に入った後は懇親会、
そしてどこかの部屋に集まって飲み過ぎ、
というのが決まりみたいになっている。

今年は東京の檜原村の三頭山壮という旅館だった。
東京都下とは言え、檜原村は驚くほど山深いし、
標高も700メートルあるとかで、結構涼しい。
東京にこんなところがあるとは知らなかった。

この旅館の夕御飯がよかった。
20種類の山菜が出てきた。

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素材は旅館の方が近くで集めてくるらしい。

これまで旅館の食事には辟易としたことが多かった。
大体同じようなもので、
刺身に、天ぷらなどがズラリと座卓の上に並ぶ。
別にこんなものを食べに来たわけではないんだけどなー、
といつも思ってしまう。
しかしここの食事はここでしか食べられない素朴なもの、
それでいいんだよねー。

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June 10, 2009

このねじり返った気持ち…

地下鉄の網棚の上を見上げたら、

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ヒャー、ハサドさんジャン!
挟土秀平さんはカリスマ左官屋として売り出し中。

ほっ、ほー左官屋もここまでなったかと、
うれしいような、でも、いいのかなーと変な気分。
確かにハサドさんは一見、苦み走っているし、
焼酎のコマーシャルにピッタシのお顔、
だけどそれはそれとして…。

壊滅寸前の左官仕事の復興には、
このようなカリスマ左官屋を生み出すのも手、だ。
一方左官仕事はその地域の職人が、地域の材料で地域の風景を作ってきたことから考えると、
ちょっと違うんじゃない?と思ったりもする。
つまりリージョナルな世界なのだ。
ハサドさんのスタンスはカリスマ左官屋として消費されてしまいそう。

だけど、左官仕事はすでに地域の風景を作りだすものではなくなっている、のも事実。
と言って、その事実をそう肯定したくない気持ちもある。
う~~~~ん、ねじれ返ったこの気持ち・・・。
それは日本の住風景が抱えている大きな課題だ。

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June 08, 2009

トイレ壁新聞

事務所の壁にはウェブから印刷したものがトイレの壁にペタペタと貼ってある。
読んで、これは所員にも読ませたい、と思ったものを張っておく。
(読んでいるかどうかは知らないけど、時々話題になるからそれなりに読んでいるのかも)

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メルマガからのものでは、宇宙科学研究本部JAXA。
宇宙科学研究本部は"はやぶさ"のニュース以外に、研究者が替わり番子に書いているもの。
その中で海老沢 研さんのものが本当に面白い。滅多に書かないけど、海老沢さんのHPにも再掲載されています。
それから森本喜久男さんのメルマガ。
森本さんはカンボジアでクメールの絣を復元し、事業化している方です。
これはHPからなのだが、小説家の保坂和志さん。
保坂さんのは知的な刺激を受けます。

泉事務所のトイレはご覧になれないでしょうから、
よろしかったらネットで覗いて見てください。

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